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小さな小さなスミレ~フモトスミレ&シハイスミレ

スミレの仲間には大きなもので花の直径が2.5cmほどの大輪になるサクラスミレから
これから紹介するフモトスミレのように直径が0.8cm前後の花をつける本当に小さいスミレもあります。
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フモトスミレだから麓に先と思いきや結構山奥で見られるスミレです。
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同じように小さいスミレの仲間にはシハイスミレという綺麗なスミレも。
葉の裏が紫色をしているのが特徴です。
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このシハイスミレの変種にマキノスミレというスミレもあります。
この両種の区別が難しくスミレを同定するとき必ず迷う2種でもあります。
こちらがマキノスミレです。
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葉の裏が紫でなく緑色が基本的な見分け方ですが一筋縄では区別ができません。
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そしてこのシハイスミレとフモトスミレは交雑種ができやすい品種でもあります。
これはフモトスミレの血が濃そうな固体です。
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この固体はシハイスミレが血が濃いのかも知れません。
もしかすると変種のマキノスミレとの交雑の可能性もありますが。
このような種をハイブリット種と呼んでまたそれらにも名前が付いています。
こちらはシハイスミレ×フモトスミレでフモトシハイスミレと命名されています。
マキノスミレとの交雑ですとミツモリスミレと呼ばれています。
スミレはこのように基本の種から交雑や変種が派生して大変同定が難しいのも人気の一つです。
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もう一つこちらは湿った場所でよく見かけるニョイスミレ(ツボスミレ)
この花も小さいですが株は結構大きいです。中之条では近所の田んぼの畦やなどで身近に咲いているスミレです。
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2012/05/12 21:34 | 番外編COMMENT(0)TRACKBACK(1)  TOP

イチゴの配達をしながらか撮影~道草!~

今日は水上町へのイチゴの配達。
ちょっと早めに出かけて寄り道です。
中之条から峠を越えると谷川連峰の山々が姿を現します。
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仙の倉山
谷川連峰の西端に位置し谷川連峰の最高峰。
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田んぼも水が入り、代掻き本番です。
風が止むのを待っていたのですがなかなか水面の波が消えません。
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谷川岳は、オキノ耳とトマノ耳と呼ばれる2つのピークを持つ双耳峰です。
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新緑も少し濃くなり始めました。
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帰りはちょっと遠回りして猿ヶ京へ抜けるルートで帰ってきました。
途中山里の綺麗な風景が残っている小さな部落に寄るのがこの季節楽しみなんです。
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棚田に映る残雪の山、綺麗なんですがこれがなかなか上手に撮れないんです。
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イチゴの配達がメインなのか撮影がメインなのか、長い道草で雷も奥さんとダブルで落ちて来ました。

2012/05/07 21:52 | 番外編COMMENT(3)TRACKBACK(0)  TOP

関東は雨なので新潟県に行ってきました~日本海側の植物~

今日は中之条は雨、新潟県の天気を調べてみると曇り。
畑仕事はできないと国境を越えてきました。
三国トンネルを越えると雨も上がり天気予報どおり曇り空、一山超えるだけでこんなにも天気が違うのですね。

やはりいつもより残雪が多そうです。
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群馬でも多雪地帯で見られるスミレサイシンも道脇の雑草のように咲いていました。
これはシロイバナスミレサイシンです。
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エゾエンゴサク 北海道や主に日本海側で見られるエンゴサクです。
関東のヤマエンゴサクより小ぶりな感じです。ここはシロバナばかりでした。
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そして関東で言えばタチツボスミレのようにどこにでも咲いている感じの
オオタチツボスミレ、日本海側の代表のスミレです。
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残雪を背景にいかにも雪国のスミレのようです。
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やっと田んぼの雪が消えた棚田、中之条にはない魚沼の素敵な風景です。
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土筆やふきのとうがたくさん生えていました。
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土手にはスミレもたくさん咲いています。
何々が付かない正真正銘のスミレです。中之条では高地で見られますが畦では見られないスミレです。
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このお尻(距)の長いのが特徴のナガハシスミレ、別名天狗スミレとも呼ばれています。
このスミレも日本海特有のスミレです。
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他にもイカリソウやカタクリも道脇の残雪が残る斜面にたくさん咲いています。
キクサギイチゲも元気に咲いていました。
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ショウジョウバカマも田んぼの畦や境内で普通に咲いています。
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気象条件や環境によって咲く花もこんなにも違う花々
時々山の野草を掘って持ち帰る人を見かけますが、本来の環境で綺麗に咲くのが野草です。
持ち帰っても枯れてしまったり花が咲かないのが多いですから、野草はその場所で観察するのが一番です。

2012/05/02 20:17 | 番外編COMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

主に日本海側で見られるスミレ~スミレサイシン~

スミレサイシンは北海道西南部と本州の主に日本海側にで主に見られます。
スミレの仲間では最も大きな葉をつけるといわれていますが。
ここで見られるスミレサイシンは花の時期はまだ小さな葉が多いです。
どちらかというと花が咲いてから葉が展開するイメージです。
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主に日本海的な気候に適しているスミレサイシン、中之条近辺は新潟県との県境に近い場所なのでスミレサイシンも見られます。
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この場所はカタクリやキクザキイチゲと一緒に群生している花園です。
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近くには太平洋側でよく見られるヒナスミレやエイザンスミレもたくさん咲いていて、スミレファンには
とても贅沢な場所なのかも知れません。
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スミレに興味のない人にはカタクリに目を奪れあまりスミレは目を向けないようですが。
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スミレの中では大きなスミレ、それでもカタクリの存在感には負けてしまいそうです。
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スミレサイシンの詳しい内容は
いがりまさしさん【撮れたてドットコム】でご覧ください。
http://www.plantsindex.com/plantsindex/demo_html/demo_db/result36980.htm

2012/04/30 22:11 | 番外編COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

おおよそ10日間のタイムスリップでした。

今日は所用で前橋の県庁に、中之条の我が家の近くの桜はまだ蕾でしたが・・・
途中、渋川市まで来たらなんと満開の桜でした。
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お昼を買って久し振りに敷島公園を散歩してみました。
こちらの桜は散り始め、緑の葉も少し見え始めていました。
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自分の何十年前の姿を思い出してしまいました。若いっていいですね。 
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水鳥も都会では人馴れしているようでのんびり泳いでいました。
シンクロ?息があってます。
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桜の花、蕾から散るシーンまで数時間の間に見る事ができました、時間が10日間ぐらい飛び越えた感じでした!
帰りは夕暮れ町のシンボル嵩山もほんのり紅く染まっていました。
この景色を見ると帰ってきたなーと思う風景なんです。
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2012/04/17 21:34 | 番外編COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

9匹の猿が南天に乗って・・・・

昨日の山里テーマパークの定例会議でメンバーの唐沢さんがこんなものを持ってきてくれました。
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9匹の猿が南天に乗って「苦難が去る」という縁起物です。
南天の軸に、ちりめんの古布で作ったサルを9匹付けて
顔はふうせんかずらの種でできています。
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猿の大きさは1cmぐらいで、南天棒の長さは20cmほどです。
こんな小さい物を良く作れたとみんなで感心していました。親戚のおばさんが作成したそうです。
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早速ワークショップで作ってみないかと、で誰が作れるの?こんな器用な作品は・・・
まずはふうせんかずらをたくさん栽培しなくては始まりませんね。

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「災い転じて福となり
  苦難を去りて幸せあり」
この猿のように、今年はいい年でありますように。

2012/03/16 18:33 | 番外編COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

イチゴの配達にこじつけて、青空と雪との利根の山々

久し振りの晴天!イチゴを早めに収穫して。
今日は水上方面のイチゴの配達に出かけて来ました!
配達にこじつけての雪山の遠望撮影、奥さんには見透かされいましたが。

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アカネトンネルを抜けると武尊山が大峰山の向こうにそびえます。
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こんな晴天はめったにありません、谷川岳も真っ白に輝いていました。
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いつもの望遠で撮影してみると登山者もしっかり見えていました。今日は気持ち良い登山なんでしょうね!
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風もなく今日は春の陽気、ネコヤナギもたくさん咲いていました。
谷川岳のとなり白毛門、笠ヶ岳もとても綺麗でした。
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メーター級の積雪ももうすっかりとけて春を感じる水上でした。
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どちらがオキノ耳でしょう?
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2012/03/14 20:22 | 番外編COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

おかあちゃんが作者のCOOPぐんまの4コマ漫画「風子さん」20年間ありがとうございました。

よしだ農園の奥さんが作者として連載していたの4コマ漫画 「風子さん」
COOPぐんまの情報誌ほっとで20年間開催されていましたが今回をもっておしまいになりました。
皆さん長らくご愛顧いただきありがとうございました。
思い出として最終回をブログに残しておきます。
              
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末の娘がもうすぐ20歳、子供の成長ともに歩んだ風子さんです。
よしだ農園の4人家族の生活がモデルではありませんが、重ねて製作していたのだと思います。
日々のたわいのない日常を20年間にわたり漫画にしていた奥さん、終わるのはなんだか寂しそうでした。
これからはよしだ農園の漫画として登場できればいいな!

         

2012/03/08 14:48 | 番外編COMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

古い写真ですが「月とカラス」です。

まだ、200万画素時代の小さなコンパクトデジカメしか持っていなかった頃の写真です・
夕暮れカラスの群れが昇月の東の空に重なりました。
こんなチャンスは滅多にない偶然です。
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それも満月の夜と重なりました。
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もともと黒いカラス、闇夜が似合う鳥なのかもしれません。
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偶然といえばオオタカと月のシーンもありました。
6年前の写真です。
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2012/02/24 20:05 | 番外編COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

霞んでいましたが遠望の谷川岳

今日は新潟県も晴れの予報、こんな日は谷川連邦もきれいに見られるチャンスです。
イチゴの配達を月夜野方面に変更して出かけてきました。
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手前の日が差していない三角のピークが谷川岳山頂です。1968.2m
奥手がオキノ耳1977mの標高こちらの方が高いのですが一番高い場所が谷川岳ではないのですね。
肩の小屋もよく見えています。
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谷川岳の西側、日が差している谷がオジカ沢、その東側の谷がヒツゴウ沢です。 
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この急峻な場所はマナイタグラです、所々雪の割れ目が気温が上昇してきましたので
雪崩の前兆かもしれません。
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谷川の東側にそびえる笠ヶ岳と白毛門、笠ヶ岳には大きな雪庇が出来ているようです
新潟県側からの風雪が作り出した雪のひさしです。
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猪の足跡と谷川、この場所はノルンスキー場入口からです。
霞んでいましたがコントラストがきつくなく柔らかい感じで撮影でsきました。
撮影地みなかみ町の旧月夜野という地区です、こんな綺麗な町の名前が合併で消えたしまったのは
本当に残念です。

コンデジの光学30倍ズームでの撮影!カメラも望遠鏡並みです。

2012/02/22 19:26 | 番外編COMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

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