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中之条の旧五反田小学校

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明治42年(1909)に建てられた木造平屋建て、入母屋、金属板葺きの建物です。平面は山側を廊下にした直線的な配置で桁行き28間、梁間5間、外壁は板張り、屋根の棟飾りは和風で、当時の都市部で見られた洋風の学校建築とは趣が異なります。学校としては昭和44年までに使用さていました。

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スリガラスを久し振りに見ました。
つめで引っかきいやな音をたてた小学校の頃のいたずらを想いだします。

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どんな音がするのでしょう。

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道の駅たけやまの西にある旧小学校、訪れる人も少なくひっそりと佇んでいました。
蝉時雨だけが響く里山のひとコマです。

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2012/09/07 20:22 | 中之条の歳時記COMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

道祖神~どんど焼きでオッカドの木の棒人形を焦がして~

道祖神の傍らに焦げた木の棒の人形が祀られていました。
私が子供の頃は我が家でも作っていましたが、この人形を見たのは久しぶりです。
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オッカドの棒で人形を作りそれを確かどんど焼きで焼いたのを覚えています。
オッカドの棒人形は御門棒の意味で、カツノキ(ヌルデ)の太目の枝を長さ30センチほどに切って2本用意して。根元に近い方を男性に、先に近い方を女性に片端の皮を剥いで、それぞれに男女の顔を描いて祀ったものです、穀物の豊穣や悪いものが家の中へ入ってくる魔除け為に作ったと聞いた覚えがあります。
何で人形を焦がしたのかは意味がわかりませんが。
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道祖神は部落の片隅にひっそりと置かれている石像、地区によそからの魔物が入ってこないように守る神
この木の棒の人形は家族の厄除けを願ってのものなのでしょうね。
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2012/02/25 14:46 | 中之条の歳時記COMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

中之条の歳時記、山の神、十二様(じゅうにさま)十二神社

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群馬県北部や西部の一部では、山の神のことを十二様と呼びます。
十二様(十二さん)は、山での生活の安全を守ってくれる山の神様のことです。
ここ中之条にも各地に祠祀が祀られています。

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私の住む地区も毎年2月10日頃に十二山(じゅうにやま)という小高い丘にある石宮で祭事をしています。
かつてはこの地区でも木を切り、炭を焼いて暮らしてきた人々がたくさんいました、
この地区の人々ににとって十二様は身近で自然への畏敬の念を形に表した身近な神様です。
このようにのぼりを立て、行燈に願い事を書き木々に吊るします。

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昔はこの行燈が何百もあったそうで地区の道路沿いにたくさん明かりが灯っていたそうで
とても賑やかだったそうです。
現在では数個飾るだけの地味な祭事になってしまいましたが。
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2012/02/08 13:20 | 中之条の歳時記COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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